フィリピン料理のおすすめレシピをご紹介します。
私(MASA)はフィリピン・セブに移住して7年目。
家族5人の食事を毎日作っています。
今回は、フィリピン料理の数少ないレパートリーの中から、フィリピンの人気家庭料理「bulalo」(ブラロ)をご紹介します。(圧力鍋を使った方法です)
bulaloは牛の骨付きすね肉を使ったスープです。
簡単で美味しいのでおすすめです。
フィリピンの人気家庭料理「bulalo」(ブラロ)について
フィリピンのスープ料理は「シニガン」が有名ですが、「ブラロ」もとても人気があります。
私の住むセブでもたいていのレストランで食べられます。
牛肉の濃い出汁がきいてとても美味しいです。
シニガンは酸味が強くちょっとクセがあるので、日本人など外国人には、合わない人も多いと思います。
一方、ブラロは万人ウケする味で、初めて食べる人でも食べやすいです。
私は、住んでいるアパートの大家さんにもらって美味しかったので、材料や調味料などを聞いたのをきっかけに作り始めました。
フィリピンの独特な調味料「パティス」について
ブラロは、フィリピンではどこの家庭にもあると言われる「パティス」(Patis)という調味料を使います。
パティスは、東南アジアで広く使われている魚醤のことで、タイでは「ナンプラー」と呼ばれています。
独特な風味があり、味に深みとアクセントを加えられることから、炒め物やスープなどに使われています。
これを少し加えると味がフィリピンっぽくなると言う方もいます。
値段も安く小瓶で50円程度で買えます。
簡単「bulalo」(ブラロ)のレシピ
ここでは圧力鍋を使って短時間で出来るレシピをご紹介します。
フィリピンでは、鍋で長時間煮込んでつくるようです。
パンシット ( 3~4人分)の材料と調味料
—-材料—-
- 牛の骨付きすね肉(Bone in Beef Shanks) 500g
- 玉ねぎ 中1個
- Petchay(フィリピンのチンゲン菜のような)2束
- カラマンシー(お好みで入れて食べる)
※シメジなどのキノコ類を入れると更においしいです。
—-調味料—-
- 黒胡椒 適量
- 塩 大さじ1
- Patis 大さじ1~2
- 水 1L
- 玉ねぎ、Petchayは食べやすい大きさに切る。
- 圧力鍋に油を引き、玉ねぎ、牛肉を炒める。
- 調味料を入れ、高圧で20~25分 火にかける。
- 火を止め、圧が下がったら、チンゲン菜を入れ、ひと煮立ちさせて完成
- カラマンシーをお好みで入れる。
カラマンシー。
日本ではゆずのような柑橘系の果物で、フィリピンでは、ジュースの材料として人気があるほか、様々な料理に使われています。
レモンのように絞って使います。