フィリピン留学の流れについて、準備から帰国までの各ステップを詳しくご紹介します。
フィリピン留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
日系の小規模校では、日本
これによって、日本からフィリピンへの入国に関する条件は、新型コロナウイルス発生以前の状態に戻りました。
学校選びから申し込みまで
留学の目的の明確化
まず、留学の目的を明確にする必要があります。
留学目的の例
- 英語力があまりなく、日常的な英会話を習得したい
- TOEICやIELTSなどの資格試験対策の実力を身に付けたい
- 英語を使って異文化に触れたり、現地の人と交流したい
- 英語を学びながら、観光やアクティビティ等を楽しみたい
学校選び
学校選びの主なポイントは以下の通りです。
ポイントを抑えながら、費用がどの程度になるか、公式サイト等で確認し、候補を絞っていきましょう。
- 学校の方針(タイプ)
- カリキュラムの内容
- 資本
- エリア
- コースの種類
- 学校の規模
- 日本人比率
- 料金
- 宿泊施設・設備
- 費用
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
留学スケジュールを決める
フィリピンの語学学校は、基本的に毎週入学が可能です。
しかし、人気のある学校や時期は、空きが少なくなることもありますので、できるだけ早めに日程を確定させることをおすすめします。
日程を決める際のポイント
- 入学、卒業日について
毎週入学が可能です。(異なる学校もあります)
ほとんどの学校が、月曜日入学、金曜日卒業です。
そのため、日曜日にフィリピンに到着し、土曜日にフィリピンを発つ航空券を用意します。
※土曜日にフィリピンに到着し、一日学校に前泊することも追加料金を払えば可能な場合がほとんどです。
※航空券コピーを学校に提出するため、前後にフィリピン旅行をされたい場合は事前にその旨エージェントに伝えましょう。
- 到着日
週末のフィリピン到着で、週初めからスタートのケースが一般的です。 - 送迎
ほとんどの学校で空港までの送迎サービス(有料)を行っており、何時でも送迎可能です。 - 留学期間
1週間単位での留学が可能で、留学期間は1週間~数カ月の長期まで可能です。
(例:1週、2週、3週、4週、8週、16週、24週)
1週間の短期から留学可能な学校多いですが学校によっては、最低留学期間を設けているところがあるの注意しましょう。
フィリピン留学の繁忙期・閑散期について
繁忙期は、主に学生の長期休みの時期になります。
一般的には、3月~4月上旬、7月下旬~9月、12月下旬~1月上旬です。大学生の夏休み期間が繁忙期とされています。ただ、学校における比率が高い留学生の国籍によっても違ってきます。
繁忙期期は、留学生が多くなり、学校や航空券の予約が取りにくくなる場合があります。
また、学校の雰囲気や留学生の年齢層も変わってきます。
閑散期
閑散期は、一般的に1月下旬~2月上旬、4月中旬~7月上旬、10月~12月上旬です。この時期は、留学生が少なく、予約が楽になるだけでなく、費用も安くなることがあります。
また、社会人の留学生が多くなり、落ち着いた雰囲気で勉強できることもあります。
見積りと空き状況の確認
学校を選んだら、見積りと空き状況の確認を行います。
弊社で学校に見積を依頼し、空き状況を確認します。(無料です)
見積もりや空室確認を行った時点での費用や空き状況は、変更になる可能性があります。
特に、人気のある学校や時期は、空きが埋まりやすくなります。
そのため、見積もりや空室確認を行ったら、できるだけ早くお申込み(ご予約)を行うことをおすすめします。
為替レートについて
学校によっては、学費や寮費がドル建ての場合があります。その際は為替レートを確認して予算を立て、日本円でエージェントに、または海外送金で学校に支払います。
キャンセル・変更による返金規定を確認
弊社にお振込みいただく前に、返金につながるキャンセル・変更規定をご確認いただきます。
キャンセルと変更の定義は下記となります。
- 留学キャンセル(=留学を止める、または、お一人留学を通した留学を止める)
- 留学変更(=お一人留学を通した留学はするが、学校か時期かコースなどを変更する、または、期間を縮小する)
※期間延長は追加料金となるだけで返金が関係しないため、ここには記しません。
留学キャンセルについて
- お支払い前
-
キャンセル可能です。キャンセル料は発生いたしません。
- お支払い後
-
- 留学費用が弊社(お一人留学)にある場合の返金規定
返金を希望される場合は、「手数料220円」または「送金にかかる実費の高いほう」がかかります。(ペイパル、ゆうちょ銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行のお客様口座宛に返金なら費用は220円に抑えられます)。 - 留学費用が既に語学学校に送金されている場合の返金規定
語学学校の返金規定に順じてお一人留学に返金されます。また、弊社からお客様に返金の際、上記同様、「手数料220円」または「送金にかかる実費の高いほう」がかかります。
- 留学費用が弊社(お一人留学)にある場合の返金規定
留学変更について
お支払い前
変更可能です。変更料はかかりません。
お支払い後
- 留学費用が弊社(お一人留学)にある場合の返金規定
返金を希望される場合は、手数料220円または送金にかかる実費の高い方がかかります。 - 留学費用が既に語学学校に送金されている場合の返金規定
語学学校の返金規定に順じてお一人留学に返金されます。また、弊社からお客様に返金の際、上記同様、「手数料220円」または「送金にかかる実費の高いほう」がかかります。
なお、入学金は返金されない場合がほとんどです。
キャンセル料(特別規定)
新型コロナの影響に伴い、「入国不可」や「学校閉校」など、国や学校側の判断でやむを得えず留学が中断になった場合、一般的にはキャンセル費用はかかりません。
ただし、既に学校側に支払った後で学校の倒産などとなった場合は、戻ってこないことがあります。
予約
留学先と内容が決まりましたら、当サイトのお申込みフォームより送信ください。
空き状況の関係や渡航の準備のため、余裕をもってお申込みください。
申し込み後の支払いと準備
申込み後は、渡航に必要な準備をします。
- 費用のお支払い
- eTravelの登録
- 滞在日数+6ヶ月以上有効なパスポート
- 帰りの航空券(長期滞在の場合は注意が必要)
- 海外留学保険の加入
- 在留届の提出
持ち物については下記をご参照ください。
費用のお支払い(振込締切日)
支払い期限について
弊社が請求書を発行してもすぐにお支払いいただく必要はございません。
支払い期限は、語学学校が指定する振込先がフィリピンの銀行か日本の銀行かで異なります。
語学学校が指定する振込銀行口座の国による振り込み締切日の違い
- フィリピンの場合…海外送金の関係で、学校側が示す期限の2週間前までをお願いしています。
- 日本の場合…学校側が示す期限の1週間前までをお願いしています。
語学学校によっては、入学金(1~2万円。登録費や予約金などの名称の場合もあり)は先払いが必要になります。
お支払い手段 : 銀行振込みかクレジットカード払い(ペイパル)
お振込み先
【楽天銀行】
第二営業支店(252)
7128016
普通
特定非営利活動法人ボラナビ
パスポートとビザについて
フィリピンへ留学する場合、パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上であることが条件です。
参考:フィリピン大使館WEBサイト
ビザは留学期間が30日以内かどうかで、対応が変わります。
- 30日以内
-
30日以内であれば、特別なビザの申請は必要ありません。
また、ノービザの観光客が長期滞在や就学を合法的に行うためのビザを、お客様が現地に到着後に学校が代理申請してくれます。
また、SSPなどの必要許可証も基本的に学校が手続きしてくれます。 - 30日を超える場合
-
30日を超える場合は、ビザの延長等が必要です。
その場合も留学生の場合は学校が手続きをしてくれますし、事前準備は不要ですが、延長期間によって費用がかかります。
航空券について
フィリピンを出国する航空券が必須
フィリピンに入国するには、往復の航空券か、フィリピンから他国への航空券が必要です。
片道の航空券だけでは入国できません。
出国日によっては、注意が必要
前述のビザ同様、留学期間が30日以内かどうかで変わります。
- 留学期間が30日以内の場合
-
留学期間に合わせて往復チケット購入すればOKです。
- 留学期間が30日を超える場合
-
帰国予定日のチケットとは別に、30日以内に帰国または、第三国へ出国する航空券(捨てチケットまたは、オープンチケット)が推奨されます。
必要とは限りませんが、航空会社によって、30日以内にフィリピンから出国するチケットがないと搭乗できなく、トラブルになるケースがあります。
早めにチェックイン手続きをして、もし求められたらオンラインで空港で買うことも可能ではあります。ただし、ご自身の責任で行ってください。
30日以内に出国するチケットの入手方法
- 帰国便の変更ができる往復航空券(OPENチケット)を購入
通常有効期限があります。 - 払い戻し(キャンセル)可能な航空券を購入
払い戻しに手数料がかかってしまう場合が多いです。 - 捨てチケットを購入
実際の帰国日の往復航空券とは別に、30日以内でフィリピンから他の国へ行く最安値チケット(捨てチケット)を購入。
留学期間が12週間を超える場合
12週間を超える場合は、語学学校のSSP申請時に、帰国時のチケットが必要です。
そのため、3枚のチケット「入国チケット+出国チケット+捨てチケット(30日以内にフィリピンから出国)」の購入が望ましいです。
留学先による主な利用空港
- 日本からの直行便がある空港
-
- セブ留学:セブ・マクタン空港
- マニラ留学 / クラーク留学 / バギオ留学:マニラ空港/ クラーク空港
- 主にマニラ経由の空港
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- バコロド留学:バコロド空港
- イロイロ留学:イロイロ空港 / カリボ空港
海外旅行保険
海外旅行保険は、フィリピンの多くの語学学校では加入が義務付けられています。
海外旅行保険は2つの種類があります。
- ①加入型保険
-
保険会社に直接申し込んで加入するタイプの保険です。
補償金額が高く、補償内容が充実しており、治療費や携行品の損害などをカバーできます。
カスタマイズできるので、自分の留学期間や予算に合わせてプランを選べます。 - ②クレジットカード付帯保険
-
クレジットカードで航空券を支払うことで、そのカード会社が契約している保険が自動的に適用されるタイプです。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償日数は、旅行・留学期間が90日までの場合がほとんどです。(※30日や60日までの保険もあるので注意)無料または低コストで保険に加入でき、保険料の支払いや手続きが不要です。
一方、補償金額が低く、補償内容が限定的で、治療費や携行品の損害などを十分にカバーできない場合があります。
91日以上の留学なら①加入型保険にする必要があります。
付帯保険の内容を確認し、留学期間を考慮しながら、どの保険にするか検討しましょう。
海外旅行保険に加入することで、一般的に以下のようなトラブルが起こったときの損害が補償されます。。
- 病気や怪我で病院にかかった時
- 持ち物を盗まれた時
- 飛行機の遅延や欠航
また、海外旅行保険の加入により、キャッシュレス診療や日本語のヘルプデスクのサポートが受けられるメリットもあります。
在留届の提出
在留届とは、海外に3ヶ月以上滞在する日本人が、その地域の日本大使館や総領事館に届け出ることを義務付けられたものです。
在留届を提出することで、現地での安全情報や領事サービスを日本語で大使館からメールで受けることができます。
在留届を出さなくても罰則はありませんが、出さないと不利益を被る可能性があります。
例えば、海外で災害や事件に巻き込まれた場合、在留届があれば日本大使館や総領事館からの安否確認や援護を受けやすくなります。
在留届の提出は「現地到着後」で、事前提出はできません。
在留届の提出方法は、オンライン提出と在外公館への提出の2つがありますが、オンライン提出は、外務省のウェブサイトから24時間365日いつでもできるのでおすすめです。
出国直前
eTravel(イートラベル)
eTravelは、フィリピン政府に対してWEBサイト上で渡航情報を事前に申告するフォームです。
登録は無料です。
実際、入国の際に必要なかったというケースも少なくないようですが、eTravelの登録済画面の提示を求められることがあるので、必ず登録しておきましょう。
eTravelはフィリピンに到着する 3 日前 (72 時間) 以降、当日までに入力する必要があります。
eTravelの登録方法はこちらのページをご覧ください。
フィリピン到着後
フィリピンペソの準備
特別就学許可証(SSP)取得費、水道光熱費、寮補償金(デポジット)などは、現地にて、現金(フィリピンペソ)支払いとなります。現地支払いはほぼすべての学校で発生します。また、小さな店で買い物する際も必要となるため、ご自身の必要に応じた両替が必要です。少なくとも、両替できる店を事前に見つけておきましょう。
留学中の病気や怪我の時は
フィリピンの留学中、病気になったり、怪我をした時は、まずは学校のスタッフに相談してください。
学校のスタッフは、あなたの症状に応じて、適切な病院や診療所を紹介してくれます。
語学学校によっては看護師がいたり、ドクターが定期的に訪問しています。
セブやマニラでは、日本人または日本語を話せるスタッフが通訳をして、患者をサポートしてくれる「ジャパニーズヘルプデスク」というサービスを利用できる病院もあります。
また、常備薬や風邪薬、腹痛用など、日本で使い慣れている薬がある際は持参しましょう。
地元のドラックストア等で購入できますが、英語で調べる必要があることや、同等の物がない場合もあります。
日本帰国前の準備
日本帰国前に必要なこと
- Visit Japan Webに登録する
これは入国手続きをウェブ上で行うことができるサービスで、日本に帰国する方も利用できます。
必須ではありませんが、登録しておいた方がスムーズに入国できます。
登録は日本到着予定時刻の6時間前までに行ってください。
Visit Japan Webのアカウント作成はこちらのページから行います。 - 学校に現地支払い費用の差額を払う
部屋で使ったクーラーによる電気代などの請求があり、お客様から学校にフィリピンペソで支払う必要があります。
※「現地支払いのためのフィリピンペソを事前に用意したくない!余ったら使い道がない、日本円に戻すと損をする(両替店では手数料が差し引かれるのと、小銭は受け付けてくれないため損をする)」点で朗報です。
弊社ではご希望がありましたら、学校様に現地支払いはフィリピンにいる代表者口座からの振り込み(銀行かGキャッシュ)が可能かお聞きします。学校の了解が得られましたら、お客様には現地支払い費用は日本円で弊社日本の口座にお支払いいただくことが可能です。 - 学校で退寮手続きを行う
退寮日当日に学校オフィスにて必要な書類や鍵などを提出してください。 - 荷物を整理する
- 両替をする
特別就学許可証(SSP)取得費、水道光熱費、寮補償金(デポジット)などは、現地にて、現金(フィリピンペソ)でお支払いいただきます。現地支払いはほぼすべての学校で発生します。が異なるためです。
まとめ
以上、留学前の準備から帰国まで、フィリピン留学の流れをご紹介しました。
フィリピン留学に限りませんが、海外に渡航する場合は、予想外のことが起きることも少なくありません。
早めの準備を心がけて進めましょう。
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