6年前、家族でフィリピン・セブ島に移住したMASAです。
移住依頼、ずっとインターネット接続会社・Globeの家庭用インターネット「Globe AT HOME」を契約しています。
その間、何度かプランをアップグレードしてきましたが、この度、ついに、DSL接続からFiber(光ファイバー)にアップグレードしました。
Fiberにして爆速になったか?
アップグレード前はDSLの50Mbpsのプラン。
結果は、Fiberにして多少早くなったけど、劇的に変わるまではいかなかったです。
ここでは、速度の変化の詳細、プラン内容やアップグレートの方法などについてお伝えします。
2021年には「converge」という新興の会社の Fiberと契約しました。その様子はこちらの記事をご覧ください。
GlobeのFiber(光ファイバー)プランについて
Fiber(光ファイバー)プラン100Mbps
今回契約したプラン Fiber 100Mbps UNLI 2,899
・光ファイバーで速度は100Mbps。
・1か月の料金は2,899ペソ(約6,370円)
・データ使用量は無制限
・固定電話料金も込みです。
セブに移住して最初に借りた賃貸住宅でGlobeのプランを引き継いで利用していたのですが、途中でそれが古いプランで割高だったことに気づきました。
その後、何回かプランを変更しています。
今回で変更は3回目です。
前回のプラン変更の時もFiberプランにしたかったのですが、まだ住んでいるところが対象エリアではなかったため、DSL回線でアップグレードしました。
しかし、最近、利用できるようになりました。
そのためかどうかは分かりませんが、前回のプラン変更時に、住んでいるところでFiberを使えるようにしてほしいとの要望を出していました。
これまでのプラン変更
- DSL回線 10Mbps 1599ペソ データ量:無制限
- DSL回線 20Mbps 1699ペソ データ量:無制限
- DSL回線 50Mbps 2499ペソ データ量:無制限
その他のプラン
Fiberのプランは、以下のようなものがあります。
いずれもデータ容量無制限(UNLI)です※2020年11月現在
- 1,699ペソ 20Mbps
- 2,499ペソ 50Mbps
- 2,899ペソ 100Mbps
Fiber(光ファイバー)プランで速くなったか?
画像は前のプラン(DSL回線 50Mbps)とFiberプラン100Mbpsの速度計測結果です。
計測するタイミングによって変わりますが、Fiberプランはダウンロードは100~150Mbps、アップロードは40~50Mbpsの速度が出ています。
数字的にはプランの通り倍の速さが出ています。
この数値からすると倍以上の速さが出ていますが、体感的には「少し早くなったかなぁ」という程度です。
画像や動画をアップロードする速さは、かなり早くなったような感じがします。
Fiber 100Mbpsプランでは、モデムが新しくなり、接続は2G回線と5G回線の両方を選択できます。
計測すると5G回線は100Mbpsの速度で、2G回線だと50Mbpsのようです。
障害物に弱い特徴のようで、2階に行くと5G回線は使えなくなるので、2G回線を使わなければなりません。
また、理由が分かりませんが、5G回線の時にメールが送れず、2G回線だと送れるという珍現象が起きています。
TP-LinkWiFiメッシュ(150ペソ/月)というオプションを追加すると、2階や別の部屋でも使えるようになるようですが、今のところ利用はしていません。
以上のように、劇的に早くなったわけではないのに、不便な部分があり、Fiberにしてよかったかどうかは微妙なところがあります。
しかし、回線の安定性については、もう少し使ってみないと分かりません。
これまでは、断続的に接続が途切れるなどの不具合が時々あったのですが、回線が新しくなったので改善された可能性があります。
Fiberプランにして変わったことをまとめると
- 計測の数値上は早い速度が出ている。
- 体感的には、少し早くなった程度。劇的に早くなったわけではない。
- 画像や動画をアップロードする速さは、かなり早くなったような感じがする。
- 障害物に弱いなど不便なことがある。
- 安定性についてはまだ評価できないが、今のところ安定して使えている。
アップグレードに至るまで
今回、アップグレードするのに2カ月以上かかりました。
以前にアップグレードした時は、Globeショップに行って、プランの変更をリクエストするという方法でした。
1度お願いしただけではだめで、何回かお願いして、やっとアップグレードが完了しました。(こうしたことはフィリピンでは珍しくありません)
今回は、2カ月前、コロナの関係でGlobeショップが通常営業しておらず、Globeも電話やアプリを通じて依頼することを推奨していたので、スマホのアプリを利用しました。
Globe At Home というアプリです。
このアプリで、すぐにアップグレードが完了。
プラン上はFiber 100Mbpsに変更されたのですが、ここからが長かった。
モデムや回線の変更の工事をリクエストしたのですが、反応がない、また、実際に技術者が来ても目的が分からないまま来たためアップグレードができないといったことを何度も繰り返して、2カ月以上経ってやっと完了しました。
今回はアップグレードという簡単なリクエストなのですが、コロナの関係もあるのか、電話も自動応答だけでつながらない、メッセンジャーも途中から送信できなくなる、Eメールの返信がない、自動のメール工事日が案内されたが技術者が来ない など、本当に苦労しました。
Globeという会社は、最新のIT技術を使って受付窓口がかなり自動化されているのですが、細かなところが調整されていないためか、ユーザーにとっては非常に利用しにくくなっています。
これまでもネットのトラブルの時など、対応が悪くキレそうになることもよくありました。
私の英語力が足りないせいもあるかもしれませんが、それ以前の問題が多いように思います。
サービスの対応がなかなか思ったようにはいきませんが、フィリピンではよくあることです。
気長に構えることが必要です。
アップグレード工事のようす
屋外の工事
アップグレードでは、私の住んでいるアパートに、新しい回線を引きました。
回線は、アパートのあるビレッジ内の一番近くの分配器(電柱に設置されている)と接続していました。
分配器とアパートの距離は200メートル位ありました。
屋内の工事
モデムは5G対応型の新しいものに交換しました。
屋外の回線は壁の中を通して屋内につなげました。
新しい回線をモデムにつなぎ、パスワードを設定して完了しました。
フィリピンでFiberプランを提供しているのインターネットプロバイダー(Globe以外)
PLDT
フィリピンの通信会社最大手 50~300Mbpsのプランがあります。
知り合いの日本人でも契約している人が結構います。
Converge
最近、営業を積極的に行い目立つようになった会社。
FiberXという通常プランと、FiberXtreamという500Mbpsまである上位プランがあります。
まとめ
Fiberプランにして劇的な変化は実感していませんが、今のところ安定して使えています。
今はオンライン授業が続いているので、安定して使えるのは助かります。
プロバイダーのユーザーに対する対応は、日本の会社のような対応は期待できませんが、今回もアップグレードするだけなのに、ずいぶん苦労しました。
それで、この記事でも愚痴のような内容も多くなってしまいました。
Fiberプランはまだ対象となってない地域も多いと思いますので、これから検討される方は、PLDT、Convergeといったプロバイダーも含め、住んでいるところが対象となっているかを調べてみた上で比較してみるとよいと思います。