フィリピン観光省が6月1日~30日の期間、実施している「フィリピンへ行こう!」キャンペーンについてご紹介します。
フィリピン観光省は、コロナ禍で激減していた観光客を呼び戻そうと、6月12 日のフィリピン独立記念日に合わせて、フィリピンホテルセールス&マーケティング協会(Hotel Sales & Marketing Association of the Philippines)、フィリピン航空、セブパシフィック航空と共同で行っています。
私はセブに住んでいますが、コロナ禍で日本人が激減していたのを実感していました。
最近はコロナによる制限が緩和されたため、日本人が少しずつ増えてきているようですが、政府はこのキャンペーンでより多くの日本人を呼び戻そうとしています。
「フィリピンへ行こう」キャンペーンについて
キャンペーンは、スペインの植民地から独立した記念を祝う「独立記念日」(6月12日)に合わせて実施しています。
マニラ、セブ島、ボホール島などフィリピンの人気観光地のホテルなど約60施設に加え、フィリピン航空、セブパシフィック航空の航空券を最大 75 パーセント割引の特別料金で販売しています。
- 予約・販売期間:2022年6月1日~2022年6月30日
- 旅行期間:2022年6月~2023年6月
- 特別料金の対象
・マニラ、セブ島、ボホール島などフィリピンの人気観光地のホテルなど約60施設
・フィリピン航空の航空券
・セブパシフィック航空の航空券
観光省によると、今年 2 月 10 日にフィリピン政府が海外からの渡航者の受け入れを再開して以降、5 月までに1 万人を超える日本人が訪れており、日本はフィリピンのインバウンド市場において、パンデミック以前から引き続き有力なマーケットとされています。
そして、キャンペーンによって、ビーチリゾートをはじめ、伝統料理や歴史建築などの多彩な文化、大自然の中で楽しめるアクティビティなど、デスティネーションとしてのフィリピンの魅力を訴求するとともに、今後回復が見込まれる海外旅行需要に対応するとしています。
▼フィリピン観光省キャンペーン特設サイト(日本語)
「フィリピンへ行こう」キャンペーン利用方法
ホテルの予約
このサイトは、日本からのみアクセスでき、英語と日本語を切り替えられるようになっています。
サイトには、「最大80%のホテルバウチャー予約でフィリピンの美しさを体験しましょう」と記載されています。
まず、フィリピンホテルセールス&マーケティング協会(HSMA)のキャンペーン特設サイトにアクセスし、希望の目的地を検索します。
キャンペーン対象となるホテルが表示されるので、選択して以下のような画面で予約します。
バウチャー(VOUCHER)とは
バウチャーとは、商品引換券・クーポン券のことで、ホテルの予約時などに発行される“予約証明書”や“支払い証明書”という意味もあります。
出典:TRANS.Biz
フィリピン航空(Philippine Airlines)
フィリピン観光省に掲載されていたキャンペーンサイトのリンクをたどって、フィリピン航空のサイトを見ても今回のキャンペーンらしきものは見当たりませんでした。
キャンペーンのページでは「The world is open once more! 」というプロモーションを実施中で特別料金で提供していると記載されているだけでした。(予約フォームも設置されています)
ただ、予約ページで、実際に東京発でセブとの往復で、日時を入力してみると、以下の画像のように、日によって金額が半額以下になっていました。(画像は往路だけの料金です。)
安い料金の日は、赤色の付箋マークが付いています。
フィリピン航空(Philippine Airlines)公式サイト
セブ・パシフィック航空(Cebu Pacific Air)
フィリピン航空と同様、フリピン観光省キャンペーンサイトに掲載されていたリンクをたどって、セブ・パシフィック航空のサイトを見ても今回のキャンペーンらしきものは見当たりませんでした。
また、セブ・パシフィック航空のツイッターでも今回のキャンペーンによるプロモーションの投稿はないようでした。
ただ、予約ページで、実際に東京発でセブとの往復で、日時を入力してみると、10月中旬以降位からかなり安い料金で予約できる日がありました。
以下の画像は、10月中では、7月中の料金の3分の1より安い料金で予約できる日があることの一例です。
また、セブ・パシフィック航空のサイトでは、日付を選択するカレンダーに料金が載っているので、比較しながら安い日程を選びやすくなっています。
▼7月中で調べた料金の例(往復)
▼10月中で調べた料金の例(往復)
セブ・パシフィック航空(Cebu Pacific Air)公式サイト
まとめ
今回のキャンペーンは、特に航空券の割引が、実際にキャンペーンが適用されているのか、また、どの程度安くなっているのか、分かりにくい部分があります。
フィリピンの航空会社のプロモは、もともと日本人には分かりにくい部分が多いのですが、さらに私の調査不足もあるかもしれません。
今後、詳しい情報が分かったら追記したいと思います。
コメント