フィリピン在住です。大爆笑な紙パンツ型の生理用品が見つかったので更新します。
紙パンツ型の生理用品がキターー
なんと、紙パンツ型!見つけた時は当然のけぞりましたよ Σ(ʘωʘノ)ノ
長年住んでるけど、こんなの見たことない(笑)。
で、とうとう、多い日の夜に装着して寝てみましたよ。最高でした!
- 私(162センチ47キロ)にはMサイズでちょうど良かったようで、きつさもなく、紙パンツをはいている意識ゼロ。ナプキンが当たっているような違和感も、ずれる心配も、血が漏れる心配もありません。生理ではない一般の日と同じ感覚で眠れました!
- 普段の生理の時はタンポン+大型ナプキンを併用していて、単価は約60円。この紙パンツは約55円。値段が逆でも紙パンツのほうが絶対にいいですね。ちなみに日本でもロリエやソフィで一つ約100円で売っているようです。
- ふつうの布パンツとそれほど違和感がありませんで、生理の時には有難いです。
【タンポン】フィリピンにタンポンはある!日本と同価格で同品質のものが登場
続いて、現地在住の女性の間でも話題になるタンポン。フィリピンに良いタンポンはある!ようやく満足のいくタンポンが到来しました。
以前は「フィリピンのタンポンは指で押し込む昔のタイプしかない」と聞いていたので、毎月東京出張の度にソフィーを買っていた私。この度(2020年2月)、初めてスーパーの店員に「タンポンは無いよね?」と聞いてみました。ちなみにタンポンは英語でもtamponです。
案内された先には 「EQUALINEのActive Tampons」がありました。1つのメーカーだけでしたがレギュラーとスーパーの2種類、どちらも18本入りで同額の245ペソで売られていました。日本だとスーパー(多い日用)のほうが高めなので、当然、スーパーを買いましたよ!
開封してみるとなんと日本のとほぼ同じではないですか(*_*)
値段も同程度です。
・ソフィ―ソフトタンポン 一本当たり34.67円。
・フィリピンの EQUALINEの「Active Tampons」 18本入り245ペソ。 一本当たり29.53円。
装着感も効果もソフィ―と全く同じでした!
【ナプキン】激安!種類も販売量も多くて安心。品質も良い。
夜は「悪露(おろ)用」も有り!
ナプキンは、まず先に夜用に使える商品をご紹介。私は下記いずれかを使っています。右側は赤ちゃんを抱いた母親のイラストがあり、生理用品らしからぬと思いませんか。
実はこれらは、出産直後の母親のための産褥(さんじょく)パッドです。これが、スーパーの生理用品コーナーで売られています。
出産後6週間くらいまでは、母親からは血液やリンパ液、子宮内に残った胎盤などが悪露(おろ) として出てきます。 日本では産院で配布されるほか、ベビー用品専門店「西松屋」でかろうじて販売されていますが、フィリピンではスーパーで買えるのです。発展途上国で赤ちゃんがたくさん生まれていること、病院に長く入院できないことからニーズがあるのでしょう。
で、これが、夜用のナプキンとして重宝します。折りたたまれない形で売られているからか安く、私はこれとタンポンの両方使いで夜は安心して眠っています。
写真上から
- フィリピンのModess産褥パッド 1枚当たり 29.75円。
- 日本のソフィ超熟睡極上フィット羽根つき 1枚当たり 42.43円。
- フィリピンのCaress産褥パッド (以前購入したので値段不明ですみません)
ん?意外に、フィリピンの産褥パッドより、日本の夜用のほうが大きい?また、産褥パッドに羽根がないのは、必要な人には残念かも。
夜用ナプキン
夜用のナプキンも売られています。
ローカルブランドでも値段は結構違う
フィリピンのナプキンコーナーで安くてびっくりする理由の一つは、8個入りといった小パックが多く売られているから。では、安いナプキンの中で、最も安いものを見つけてみましょう。
羽根なし・8個入・普通の日用で比較してみました。
Whisper(ウィスパー)は世界的に有名ブランドなので高いとは思っていましたが、Modessも意外に高かった…。Sistersがダントツ安い!
さらに安いのは「折りたたんでいない」タイプ
でも、さらに安い商品があります。ナプキンやパンティーライナーが「折りたたまれずに」売られている商品。同じくスーパーで売っています。私の常用しているThose Daysは 一個当たり3.15円 の8個入りで25.17円。気楽に買えてしまいます。
ナプキンはフィリピンも同品質、とは言えません。日本のナプキンは薄さ重視。しっかり吸収するのに華奢(きゃしゃ)でカワイイことは確か。
上から、フィリピンで折りたたまれずに売られていたナプキン、日本の「ソフィーセンターインコンパクト½羽根つき」、フィリピンで折りたたまれて売られていたナプキン。
日本のは薄くて技術力に感心しますが、一個当たり20.75円。対して、折りたたまれていない Those Daysなら3.15円です。フィリピンナプキンは昭和的なガッチリ型です(笑)
カワイイナプキン発見
ところが、BTC内にあるロビンソンのスーパーマーケットで、昭和呼ばわりしたことを後悔するようなカワイイナプキンを見つけたのでご紹介。羽根つきの夜用6個入りで202円(92ペソ)。デザインが一つ一つ違います。ひ~。
パンティーライナーも安くてお手軽!
パンティーライナーは少量ジップロックで持ち運びしやすいパッケージ登場!
SistersとCharmeeのパンティーライナーが、折りたたまれていないタイプが同額で1個当たり2.44円で売られていました。でも今回は、当然Charmeeを買いましたよ。
なぜなら、新パッケージで右端がジップロックのようになっているのです!「Resealable」と書かれています。8個しか入っていなくて軽いので、バッグに入れっぱなしが可能という賢い商品。買いですね(*^^*)
ピルで生理日をコントロールする手も
日本人の友人は長年、ピルで生理日をコントロールしているそうです。 ホルモンバランスが崩れて肌トラブルが起きた時に、治る可能性があると耳にして始めたそうで、実際に効果があったそう。さらに、ビーチやスキューバダイビングに行く日に当たらないようにできて便利とのことです。
「ピル」というと避妊薬の印象がありましたが、生理日コントロールと考えると、留学や旅行に役立ちそうですね。
彼女が使っているピルは、日本では産婦人科で処方箋を書いてもらわなくては買えないMSD製薬のもの。産婦人科によって値段は変わり、2千円~4千円かかるそうです。日本に住んでいた頃は安く買える病院を探していた彼女ですが、フィリピンでは 274円(126.65ペソ) で、処方箋無しでドラッグストアで買えるので助かっているとのことでした。
彼女が使っているものを実際にドラッグストアで見つけてきました。処方箋なしで買えるといっても客の手に取れるところにはなく、薬剤師に商品名を伝えて出してきてもらいます。
商品名:マーベロン28 (Marvelon28)
主成分:デソゲストレル、エチニルエストラジオール(Desogestrel Ethinylestradiol)
当薬について、 一般社団法人薬の適正使用協議会さんのサイト が詳しいです。
フィリピンでは処方箋無しで買えるとはいえ、自己責任でお願いいたします <(_ _)>
商品の値段表示は分かりづらい~セルフのプライスチェッカーが便利
フィリピンの商品の値段表示は分かりづらいことが多いです。
でも、ほとんどのスーパーにセルフプライスチェッカーが置いてある点は素晴らしい。これは、購入前に自分で価格チェックできる優れもの。
特に、生理用品のようにスタッフに尋ねるのは照れくさいものや、「どっちの単価が安いか、時間をかけて調べたい」なんて時は便利ですよ。
フィリピンの生理用品の結論
- 日本よりナプキンとパンティーライナーはずいぶん安く、少量から買える。日本から持っていくのは最小限でよさそう。ただし留学なら初日の買い物で必ず買っておくこと!
- 2020年2月に検証した結果では、 ナプキンは昼用も夜用も「Sisters」が最も安かった。でも、さらに安いのは、折りたたまないで売られている「Those Days」。
- 「値段より慣れた物を」という方には、日本人も良く知るWhisper(ウィスパー)もあり。
- パンティーライナーは Charmeeがジップ式の新パッケージで便利。
- フィリピンに紙パンツ型生理用品があり。使う価値大!
- タンポンも日本とほぼ同品質で同額のものが現われた。しかし、種類が少なく、在庫がなければ購入できないこともあり得る。
- ピルで生理日をずらす方に朗報。日本の産婦人科で、病院によっては2千円~4千円で処方されるMSD製薬のものが約3百円でドラッグストアで売られている。
それではフィリピン生活をエンジョイしてください!
コメント