フィリピン料理のおすすめレシピをご紹介します。
私(MASA)はフィリピン・セブに移住して7年目。
家族5人の食事を毎日作っています。
今回は、フィリピン料理の数少ないレパートリーの中から、フィリピン風の八宝菜と言われるチャプスイ(Chopsuey)をご紹介します。
フィリピン生活では、野菜不足気味なので、野菜をたくさん入れて、時々作っています。
簡単で美味しい。材料も色々なものを入れられるのでおすすめです。
フィリピン風の八宝菜「チャプスイ」
チャプスイはポピュラーなフィリピン料理で、私の住むセブでもたいていのレストランで食べられます。
私は、住んでいるアパートの大家さんにもらって食べた時に、美味しかったので、材料や調味料などを聞いたのをきっかけに作り始めました。
八宝菜的な料理なので、基本の味付けさえできれば、何を入れてもよく、あり合わせ材料でも作ることができる料理です。
塩ベースの飽きのこない味で、野菜がたくさん食べられてヘルシーです。
チャプスイを調べてみると、ウィキペディアでは、アメリカ式中華料理の一種とありました。
チャプスイ(広東語 雜碎、英語 chop suey)は、アメリカ式中華料理の一種である。広東省台山式の広東料理、炒雜碎(チャーウチャプスイ)がもとになった料理で、モツまたは豚肉や鶏肉、タマネギ、シイタケ、モヤシなどを炒めてスープを加え煮た後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、主菜としてそのままあるいは白飯や中華麺に掛けて食す。
チャプスイは、沖縄の食堂でもポピュラーなメニューのようです。
沖縄はアメリカ軍による占領時代、フィリピンもアメリカの植民地時代があったので、その名残なのかもしれません。
フィリピンのポピューラな野菜「サヨーテ」について
チャプスイは、家庭によって具の中身が違うようですが、フィリピンでは「サヨーテ」(Sayote)という野菜を入れるのが一般的なようです。
私もせっかくフィリピン料理を作るのだからと、サヨーテを必ず入れています。
サヨーテは、ウリの一種で、日本では漬物などにされるハヤトウリ(隼人瓜)のようです。
見た目は果物のようで、皮をむき、真ん中の種のようなものを取り除いて、食べやすい大きさにカットします。
緑色ですが、触った感じ、触感は大根のような感じです。
味はクセがなく、食べやすいですが。
私はチャプスイ以外の美味しい食べ方は分かりませんが、フィリピンでは豚肉と炒めて食べたりすることが多いようです。
簡単!チャプスイのレシピ
チャプスイ( 4~5人分)の材料と調味料
—-材料—-
- 豚バラ肉 300g
- サヨーテ 1個
- ブロッコリー 1株
- キャベツ(白菜)400~500g
- ニンジン 1/2
- 玉ねぎ 中1個
- ヤングコーン缶(ホールコーン缶でもOK)1/2~1缶
- ウズラの卵(なければ普通の卵)適量
—-合わせ調味料—-
- チキンコンソメ 大さじ1/2
- 醤油 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 塩 小さじ1
- 水 250ML
—-分量外調味料—-
- 酒/醤油 大さじ2 / 小さじ1 (肉の下味用)
- 胡椒 適量
- 水溶き片栗粉 適量
- 豚肉を一口大に切り、下味用の酒と醤油を揉みこみます。(5分以上置く)
- 野菜を食べやすい大きさに切ります。
- 卵は茹でておきます。
- ブロッコリー、サヨーテを軽く茹でておきます。
- 肉⇒野菜(ニンジン、玉ねぎなど)⇒野菜(キャベツ、ブロッコリー、サヨーテ)の順に炒めます。
- 火が通ったら調味料とコーンを入れます。
- 水溶き片栗粉をいれてとろみをつけます。
- 煮立ったら、塩・胡椒で味を調えます。
- あらかじめ茹でた卵を入れて完成。
海老や、キノコ類(舞茸、シメジ)、インゲンなどを入れると更に美味しいです。