フィリピン・ボホール島ワーケーション体験⑥SUPスタンドアップパドルボードに挑戦

SUP体験

2022年12月17日から、フィリピン・ボホール島(Bohol Island)に、セブ在住の家族5人(夫婦+中2長男+小6次男+小4長女)で12日間の旅行に行きました。ボホールの観光地を自家用車で回り、週3日の各午前中3時間(火木土9~12時)は仕事をするワーケーションでした。

その様子を旅行日程順にご紹介します。今回は、旅行の6日目です。

目次

LOBOC BISTROでランチ

午前の仕事を終えた後、LOBOC BISTROという店を見つけ、食べることにしました。

すでに作り置きのおかずがふた付きのケースに入っているパターンの店で、普段の客はローカルな人が多いようです。この時は誰もいませんでした。

外国人の私たちが入ってきてちょっと驚かれたのか、私たちがおかずを指さして内容を聞くと、「あなたは好きかわからないから一つだけにしたら」と謙遜されました。

でも、一口食べてみるとおいしかったのでいくつかを追加で注文したぐらい。
一人当たり163ペソ(約400円)でした。

ロボック川でSUP体験

私たちが宿泊したロボック(Loboc)という地域を流れるロボック川添いでは、ウォータースポーツSUP体験ができる宿泊施設等が数多くあります。

前日の夕食で行ったFood & Fables Cafeは「Fox & The Firefly Cottages」という宿泊施設と併設しており、SUP体験のサービスを提供していました。

私たち家族はそこでSUP体験を楽しみました。

SUPとは
スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)の略
ウォータースポーツの一つで、サーフボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕ぎ、海などの水面を進みます。「立ちこぎボード」という日本語の呼び方もあるそうです。
参考:ウィキペディア

ロボック川添いの道を歩いて行きました。

ロボック川添いの道

ロボック川添いの宿泊施設「Fox & The Firefly Cottages」の入口

SUP体験
SUP体験

受付でアクテビティを申込みます。

昨夜に続き、ワンちゃんと再会。
犬たちは放し飼いで客と触れ合っています。

SUP体験

たくさんのボードが格納されていました。

右上に、壁面のツバメの絵が見えます

私たちは1時間のSUP体験をしました。1人800ペソ(約2千円)です。
アクテビティは他に、SUP上のヨガ、マウンテンバイク(自転車)、農業のローカル体験などがありました。

メニューには9時間のSUPツアーもあり、これはAvatan川(アバタン川)という別の川で行うようです。

宿の名前に「Firefly Cottages」とあるように、ロボック川にはホタルが生息しており、夜はホタル観察を楽しむこともできます。

SUP体験
SUP体験

川辺でスタッフから、SUPの乗り方や注意事項に関する説明を受けて出発します。

SUP体験

恐る恐るSUPに乗ってみました。

SUPは座ったままでも漕ぐことができます。
10歳の娘も最初は座って、その後は立つことができて、SUPを楽しみました。

14歳の長男が漕いでいるところ。

思っていたより安定性がありましたが、気を抜くと川に落ちてしまうので多少の緊張感がありました。
ただ、水着の上にライフジャケットを着用していたので、落ちても問題ありません。

なお、川に落ちてしまうのも楽しい体験でした。
私(妻)は、川岸に近づくのは椰子の実が落ちてくることがあるから危険と聞いていましたが、ちょうどヤシの木が無い低いやぶの川岸があったので、近づいてみました。

そのころには、前に進んだり、左右に曲がるコツをつかんだ後だったのですが、まだ止まったり、後ろに下がったりはできていなかったので、近づきすぎてしまい、慌てて止まろうとして落ちたのです。

ただ、それまで落ちないようにと気を張って運転していたのが、もう落ちても良いのだリラックスできて、むしろ楽しくなりましたよ。

スマホはスタッフさんに預けて体験します。
上記写真や動画はすべてスタッフさんが撮影してくれたもの。

自分で撮影したいと思いましたが、上記のように、体験者は川に落ちるリスクがあるので止めた方がよさそうです。

パドルを交互に操作しながら進みました。少しすると慣れて、周囲の景色を楽しんだり、スタッフさんと会話しながら進むことができました。

密林の中の川を自力で進み、大自然を五感で感じられる醍醐味を味合うことができて、家族皆、大満足でした。

歌うレストラン?Amando Cafe

以前、橋を渡って対岸の繁華街を見ていたので、そこら辺りで食事ができるところを探しましたが、クリスマスが近いからかほとんど閉店。一つの店は「これから出かけるから」と店を閉めてしまうところでした。

今日の夕飯は非常食かしら?と焦ったところで、繁華街のはずれにカフェがあったことを思い出し、行ったところ、開店していて一安心。Amando Cafeで、席についてホッとしました。

すると、常連客らしいご夫婦が、食事が来るまで一緒に歌わないか?と声をかけてきました。
聞くと、女性は私たちが先日体験したビュッフェ付きのクルーズで歌うプロのシンガー(私たちの船の女性シンガーとは別人)で、お連れ合いはギターリストだそうです。

プロとコーラスなんて無理、私たちは聞きますと言ったら、一緒に歌いたいのは日本のポップソング、テレサテンさんの「つぐない」というではないですか。

しかも、「日本語の発音がよくわからないから一緒に歌いたい」と言われ、心が揺れます。

検索すると、見覚えのある歌詞がありました。

つぐない
作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

窓に西陽が あたる部屋は
いつもあなたの 匂いがするわ
ひとり暮らせば 想い出すから
壁の傷も 残したまま おいてゆくわ

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
優しすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志になるけれど

そうこうしているうちに演奏が始まり、結局、私(妻)はノリノリで歌いだしました。

左端から妻、プロの女性シンガー、ギターリストの男性

その後は、「イエスタデイ」「レットイットビー」「トップオブザワールド」もみんなで歌って、楽しい時間となりました。

食事もおいしい店でした。
特にグリルドポーク200ペソ(500円弱)は厚みがあってジューシーでした。

シーフードパスタ120ペソ(約300円)やエビ炒め250ペソ(約600円)、マンゴースムージー80ペソ(約200円)やアイスティー(グリルドポークやエビ炒めとセット)もいただきました。

食事代は一人当たり231ペソ(約500円)でした。

旅行中、初めて日本人と出逢う

楽しい食事を終えて宿に戻ると、「こんばんわ」と声をかけられました。
なんと、私たちのコテージの隣に、昨日、橋の上で声をかけてくれたカップルが宿泊していました。

日本人女性(仮名えるさん)とドイツ人男性でした。

ボホールに来てから一度も日本人と出逢うことがありませんでしたが、ここで遭遇、しかも隣同士という偶然に驚きました。

えるさんは20代でドイツに行き、国際結婚をされたそう。夫婦で会社を経営するほか、副業として輸入ビジネスも行っていましたが、60歳になる前に本業は止め、今は副業だけでゆったり過ごしているそうです。

海外に住み、仕事を成功させている女性とお話できて楽しい時間でした。

ここのコテージにはベランダがついていて、隣室だったので、気持ちの良い夜風にあたりながら遅くまでおしゃべりできました。

Southside Tourist Inn

この2日間、宿泊したコテージです。
隣り合う2部屋を借りました。

一泊一人当たり560ペソ(約1300円)でした。

一つ一つの小屋がつながっている構造
ベランダがあって外で過ごすのも気持ちいい
クリスマスなのでステッカーが貼ってあった
事務所兼共有スペース
共有スペースも広さがあります
早朝は子供が寝ている間にここで仕事をしました
各部屋に備え付けテレビの後ろにはUSBをさすところがありました。
子供たちは車で聞くためにお気に入りの歌をUSBにいれていて、それを部屋でも聞いていました。ちょうどテレビで放映されていた映画「アバター」(英語)も見たようです

インターネットの速度。
数字的に先に宿泊した宿の10倍以上でしたが、体感的にはそんなに変わらなかったです。

ネットの速度
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